【ひまわりの絆】種を植えました
ひまわりの絆
1.交通死亡事故の発生
平成23年11月5日、京都府木津川市で当時4歳の陽大(はると)君が交通事故により短い生涯を終えました。
2.ひまわりの種
陽大くんは、生前、幼稚園でひまわりを育てていました。
事故の前に、陽大君は握りこぶしいっぱいのひまわりの種を自宅に持ち帰っていました。
「来年一緒に植えようね・・・」お母さんはそう言ってひまわりの種を大切に保管していました。
翌年、陽大君の誕生日である5月18日に、ご家族は自宅にその種をまきました。
すると、大きなひまわりが咲いたのです。
3.担当の警察官へ
陽大君のひまわりの種は、陽大君のご家族の支援を担当していた京都府警察の警察官に引き継がれ、その警察官は「ご家族の思い、命の大切さ、交通事故防止」そんな思いを感じながらひまわりを大切に育てました。
4.大分県警察へ
京都府警から譲り受けたひまわりの種は、昨年、玖珠警察署で大切に育てられ、大輪の花を咲かせました。
そのひまわりの種が、今年は津久見幹部交番にも届きました。陽大(はると)君の誕生日である5月18日に、津久見幹部交番所長といっしょに植えました。
京都府警の警察官が感じた「ご家族の思い、命の大切さ、交通事故防止」の気持ち・・・遠く離れた津久見市の私たちも、日々忘れずに過ごせたらと思いました。
花が咲いたら、またお知らせします。