ハンドルキーパー
ハンドルキーパー運動とは?

 平成18年8月に福岡県内で飲酒運転により幼児3人が死亡した悲惨な交通事故を契機に、飲酒運転の根絶を求める声が全国的に高まったことから、当協会では、警察や関係機関の協力を得て、平成18年10月27日から飲酒運転根絶のための新たな運動として「ハンドルキーパー運動」を実施しています。

 ハンドルキーパー運動は、自動車で飲食店に行って飲酒する場合、仲間同士や飲食店の協力を得て飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人は酒を飲まず、仲間を自宅まで送ることとして、飲酒運転を根絶するための運動です。

 ハンドルキーパーとしたのは、酒を飲まない人(ハンドルキーパー)が、大事な自動車のハンドルを握り(キープし)、飲酒運転を防ぐことによって人の命を守る(キープする)という意味を込めています。

 当協会では、ハンドルキーパー運動を国民運動として定着させることを目指し、都道府県交通安全協会、安全運転管理者協議会、運転者側団体のJAF(日本自動車連盟)、酒類提供側団体のJF(日本フードサービス協会)などと連携して、ポスター、チラシなどを配布したりしてハンドルキーパー運動を国民に周知するための広報、運転者関係団体に対するハンドルキーパー運動への参加呼びかけや酒類を提供する店舗に対するハンドルキーパー運動実践のための協力要請などの活動を行っています。

ドライバーの皆様へ

 自動車で仲間と飲食店などへ行く場合に、お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人が、仲間を自宅まで送り届ける運動です。

 お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)が、大事な自動車のハンドルを握り(キープし)、飲酒運転を防ぐことによって人の命を守りましょう!!!

酒類を提供するお店の方へ
 「ハンドルキーパー運動」の趣旨をご理解いただきご協力ください。
  1. お客様が、お車で来店されたかどうかご確認ください!
  2. その時に、どなたがお車を運転するのか(ハンドルキーパー)をご確認ください!
  3. お車を運転する方(ハンドルキーパー)には、アルコール類を提供しないで下さい!
  4. お車を運転する方(ハンドルキーパー)には、目印となるものをお渡しするか、目印となるものを席に置いてください!
  5. お客様が運転代行等を依頼して帰られる時は、その確認ができるまでお車のキーをお預かりください!

酒気帯び運転等の禁止
道交法第65条

第1項

①何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない。

【罰則】
◎酒酔い運転・・・5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
◎酒気帯び運転・・・3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

【違反点】
◎酒酔い・・・35店
◎酒気帯び
(体内アルコール濃度)
①呼気1リットル中 0.25ミリグラム以上または血液1ミリリットル中 0.5ミリグラム以上 25点
②呼気1リットル中 0.15ミリグラム以上 0.25ミリグラム未満または血液1ミリリットル中 0.3ミリグラム以上 0.5ミリグラム未満 13点

【大分県での飲酒運転事故】
区分 件数 死者 負傷者
H 26 35 1 44
H 25 43 1 55
増減数 -8 0 -11